👄唇の探求👄

この唇の探求の記事は呼吸の所に書こうか迷いつつ、音を繋ぐ滑らかさの記事にしてみようと思います。
唇の筋肉の写真です。
(エグっ😳)

観察してみると、口紅を塗ってる範囲ってとっても狭くないですか?
唇は頬のエクボの出るあたりまで、唇の上の筋肉は鼻の中にまで達していて、唇の下は顎の方まで行ってますね。口の中からも唇の筋肉には触れられますね。

そして頬骨の辺りと繋がっている筋肉にも影響していそうですし、言ってしまえば、顔中の筋肉に影響を及ぼしています。

 

さて、フルートを演奏する時、その全ての筋肉を自由にさせ一つ一つの音に適切な動きを選ばせて上げてみてください。自由にさせておけば勝手にいい仕事をしてくれると思います。

ただ、いつも割れてしまう、かすれてしまう、思いどおりにならない音があるときには、その音を綺麗に鳴らす唇の動きを確認してみてください。そしてその動きを言葉にしてみてください。

例えば、今より唇を突き出す、今より口を横に引く、唇を軽く閉じるようにとか、するとだんだんやりやすいやり方が見つかってきます。そうしたらまた、自動運転に切り替えてみてください。自分が、あまりにも微妙で複雑に動けることに驚くかもしれません。

歯列矯正をしている方は、この作業を沢山やらなくてはならないかもしれません。特に、調整しに歯医者さんに行って、ワイヤーを太くして締め付けを強めたり緩めたりした場合など、音がカスカスして、がっかりしてしまうかもしれません。しかし、

この自由さを持ってる唇が、ご自分に備わっている事を喜んで探求してみると、沢山の可能性を発見できるかもしれません。そして、新たな課題をもらえる喜びで歯医者さんに行くのが楽しみになるかもしれませんね。(実は自分がそうなってます。)